口腔機能向上加算を算定できない主な理由
対象サービス、専門職体制、対象者、計画・同意、個別サービス、記録、請求のいずれかが要件を満たさない場合は算定できません。導入前に不足項目を切り分けます。
対象外のサービスである、必要な届出や専門職配置を確認できない、対象者の選定根拠や本人・家族の同意がない、個別計画に沿った実施・記録・評価を確認できない場合は算定できません。また、医療保険で摂食機能療法を算定している利用者など、重複により算定できないケースもあるため、利用中の医療・介護サービスを確認します。
- 自施設のサービス種別が加算の対象外
- 必要な届出、専門職の配置・勤務実態を確認できない
- 対象者の選定根拠、サービスの必要性、説明・同意を確認できない
- 個別計画より前にサービス提供や請求を始めている
- 実施内容、回数、評価、請求の記録が一致しない
- 医療保険の摂食機能療法など、重複する算定を確認していない
算定開始までの時系列チェックリスト
口腔機能向上加算の導入は、算定区分の確認から体制整備、対象者評価、計画・同意、届出・請求設定、モニタリングまでを順番に進めます。
- サービス種別と算定区分を確認単位数、回数、届出先、(Ⅰ)(Ⅱ)の適用を確認します。
- 体制を決める専門職の勤務、計画作成、現場実施、請求、LIFEの担当を定めます。
- 対象者を抽出・評価根拠を残し、医療との切り分けも行います。
- 計画と説明・同意多職種で作成し、本人・家族へ説明します。
- 実施方法と記録を試す実施場所、物品、時間、記録動線を小さく検証します。
- 届出・請求設定指定権者の様式と提出期限、介護ソフトの設定を確認します。
- 提供開始・モニタリング実施記録と約3か月ごとの評価予定を管理します。
準備する書類・仕組み
算定開始前には、体制届や資格証だけでなく、対象者の選定、計画、同意、実施、評価、LIFE、請求を確認できる書類と運用をそろえます。
- 体制届、勤務形態一覧、資格証の写し
- 対象者抽出・初回評価の記録
- 口腔機能改善管理指導計画
- 説明・同意の記録
- サービス提供記録とモニタリング様式
- 関係職種・ケアマネジャーへの共有方法
- LIFE運用表((Ⅱ)の場合)
- 請求前の照合チェック
施設だけで準備すること
算定区分の最終判断、指定権者への届出、雇用・勤務体制の確定、本人・家族への説明と同意、日々の提供、請求、LIFE提出は施設が主体となります。
ReliOralと一緒に整えられること
対象者の抽出・スクリーニング支援、評価手順、計画・記録様式、実施内容のOJT、モニタリングの進め方を、施設の既存業務へ組み込める形に整えます。外部へ丸ごと移すのではなく、施設内で続けられる運用を目指します。
開始前の最終確認
提供開始日を決める前に、制度、人員、記録、現場運用、届出の5つの観点から、算定要件を継続して満たせる状態か確認します。
| 確認 | 見るポイント |
|---|---|
| 制度 | 対象サービス、区分、回数、開始時期 |
| 人員 | 資格、勤務実態、役割、欠勤時対応 |
| 記録 | 計画と実施・評価・請求が一致するか |
| 運用 | 現場で無理なく記録できるか |
| 届出 | 指定権者の最新様式・期限を確認したか |



